周術期口腔機能管理|桜ヶ丘歯科口腔外科クリニック|三島市の歯科・歯医者

〒411-0801静岡県三島市谷田523-7
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周術期口腔機能管理

周術期口腔機能管理|桜ヶ丘歯科口腔外科クリニック|三島市の歯科・歯医者

周術期口腔機能管理

「周術期」とは、入院、麻酔、手術、術後の回復と、患者の手術の前後を含めた一連の下両期間のことを指します。具体的には術前・術中・術後の期間であり、外科適地用の成果に影響が及ぶ大事な時期です。この期間に手術などの合併症を予防し、治療成果と患者の療養生活の質の向上を図る目的で行う専門的口腔ケアを含めた歯科的介入を「周術期口腔機能管理」といいます。
消化管や呼吸器のがん、特に心臓手術などの領域で口腔の衛生状態を良好に保つことが術後肺炎・縫合不全を含めた治癒不全、創部感染などの合併症の発生率の低下に繋がることがわかっています。これらの治療に際して口腔衛生管理を目的とした歯科的介入を行い、全身疾患の治療の質を向上することが目的です。
何らかの病気があり、手術を受ける予定がある方は、お気軽にご相談ください。

当院の周術期口腔機能管理の特徴

周術期口腔機能管理

当院医師は周術期口腔機能管理に10年以上かかわってきた実績があります。また、歯科と全身疾患について非常に多くの知識を持っているため、全身状態を考慮した適切な歯科的介入が可能です。心臓血管手術の前の管理では多くの場合、点滴加療を行った後の、口腔清掃を行います。また心臓手術においては歯周病治療が重要になってきます。術後も継続的に当科にて管理をすることが可能です。
また全身麻酔における気管挿管時に脱落の可能性のある歯牙の抜歯や、歯牙保護のためのマウスピース作成も行います。
今後は往診による治療も予定しております。

周術期口腔機能管理の必要性

いずれの疾患もその原因となった臓器、組織は機能低下をきたします。がんであれば広範囲な切除が必要になり、心臓手術も身体に大きな負担がかかります。また、脳卒中の手術もしくは、発症によっては後遺症が残ることもあるでしょう。これらのリスクは治療開始前から口腔内の状態を適切に評価し、適切な治療と介入を行うことで、重症化や長期化を防ぐことができます。いずれの手術・治療も日常生活に戻るまではかなりの時間を有します。また術前は手術にむけて治療の効果が最も高くなる全身状態で臨むことが大事であり、術後は身体の状態を悪化させずに治癒に専念することが必要です。私たちは歯科的観点から全身状態を悪化させることがないように注意しながら早期離床、入院期間の短縮、誤嚥性肺炎の予防、治癒不全の予防を目標に積極的に介入していきます。

周術期口腔機能管理の診療の特徴

1.全身状態の評価

歯科治療を開始する前に全身状態や疾患の程度を把握し、治療計画を立てます。
必要に応じ、かかりつけの医師に問い合わせを行い、病気の種類や重症度、現在服用している薬などについて情報提供を受けます。この情報連携は、抜歯などの侵襲の高い処置がどこまで行えるかを評価する際にとても重要です。

2.治療中のモニタリング

自動血圧計、パルスオキシメーター、心電図モニターなどを使用し、全身の状態を確認しながら安全に治療が進められるように配慮します。

3.緊急時に備えた医療設備

降圧剤、昇圧剤、抗不整脈薬、ステロイド剤などの救急薬剤やAED(自動体外式除細動器)、救急蘇生用医療器材を常備し、緊急時に備えた体制を整えています。

4.全身管理に精通した

歯科医師による治療

全身状態が悪い方や重症度の疾患を有する方の治療は、全身管理のトレーニングを受けている医師が担当します。

周術期口腔機能管理の対象となる主な疾患

下記の疾患があり、治療予定の方はご相談ください。

  • 頭頚部領域、呼吸器領域、消化器領域等のがんの手術
  • 心臓血管外科手術
  • 人工股関節置換等の整形外科手術
  • 脳卒中等に対する手術
  • 抗がん剤・放射線による治療
  • 臓器移植手術
  • 造血幹細胞移植

患者さんの全身状態を確認し、それぞれに合った歯科治療を提案させていただきます。

  • なお、コントロールの不良や病態が重症で、当院での治療が困難と判断した場合、高度医療機関を紹介させていただくことがあります。

周術期口腔機能管理の受診にあたって

基本的には手術を行う病院の主治医より紹介状が必要になります。文書にて主治医と相談をして治療内容、治療開始日を確認していきます。紹介状をお持ちでない方の治療ももちろんお受けしますが、正確な情報が得られない可能性があり、治療の幅が狭くなる可能性があります。どのような疾患であっても一番大切なことは、安心・安全に治療ができるということです。リラックスして治療を受けることも大事です。それにはまず、患者さん特有の病気の状態や症状をしっかり把握していなければなりません。
私たちは問診票や問診で、患者さんの全身状態を確認しています。既往歴、現病歴、服用薬剤の有無、通院されている病院名、生活状態などについておたずねします。その際にお薬手帳は大変貴重な情報源ですので、受診される際は必ずご持参ください(持病の経過の確認や状況が把握できない場合は、かかりつけ医院に対診して確認することがあります)。
また、来院後に体調や気分が悪くなった時は、速やかにお申し出ください。状態によって治療内容を変更したり、延期したりすることもあります。

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